マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

まだカーボンシューズは早いかも 練習記録 (201012〜201018)

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一番忙しい時期は乗り越えました!

今週の練習

10/12 (月) 

休足 (体幹レーニングのみでした)

10/13 (火)

ギア:Nike Pegasus 36

走るのが憂鬱でなくなったのが大きいです。練習をするハードルが下がりました。

10/14 (水)

ギア:adizero Japan 5

閾値走はペースが上がりすぎてこれはもはやTTではないかと思うような息の上がり方でした。反省レベルの走りです。 300*7はサラザール式でトップスピード・ランニングエコノミーの改善を目的に行いましたが,もがく動きになったセットもあったので,練習としては今一つだったかなと思います。疲労も感じていました。

10/15 (木)

ギア:NIKE Odyssey React Flyknit 2

ポイント練習の疲れと仕事の疲れでまるで脚が動かず。ここまで動けないのはなかなかないので,自分でも驚きました。ウォークでほぐすのも有りだったかもしれませんが,早く寝たいという気持ちが勝りました。

10/16 (金)

ギア:adidas adizero Boston 8

思いの外筋肉痛が残っていたので,翌日走れるかどうか不安でした。

10/17 (土)

+ Upと流し4km + 伴走(?) 1km +ダウン 3km 

ギア:adidas adizero Pro

こちらについては後述します。

10/18 (日)

ギア:adidas adizero Boston 8

膝や脹脛の痛みは取れ,ペースを上げても問題なく一安心。起伏が苦しく,平坦なコースの4'40くらいのペースランニングをしているような感覚でした。この起伏のあるコースを4周し,キロ5を切るペースで走ったのは初めてだったのですが,ロングジョグにこのコースはアリかもしれないと思いました。マラソンも周回コースがしばらくメインになるため,飽きに耐える練習にもなりそうな...

ちなみに,この日はオンラインで研究発表をしてきました。これも新しい生活様式ですが,無事に発表を終えホッとしています。一つのヤマを越えました。

10/17 (土)の練習について

今回10/17はハーフマラソン(オンライン)をやってみようということで,ラン友さんをお誘いし,チャレンジしたのですが,一番にリタイアしてしまう,お寒い結果でした...

使用コースはほぼ平坦なコースで,想定はサブ80ペース(avg. 3'48/km)でした。

結果は,ペースは3'52-3'46-3'37-3'44-3'45-3'41-3'50-3'48-3'37-3'45

と全く安定したペースではなく,気持ち良いペースではあったのですが,8キロほど過ぎたところですでに息が荒くなっていたように感じました。また,9キロを過ぎたところで,膝(左側)と脹脛(右側)に違和感が生じ始め,集中ができなくなっていました。特に左膝については,1ヶ月以上痛みがあったりなかったりを繰り返していたので,ここで故障はダメ絶対と思い,大事をとって10kmで終えることにしました。

その後,給水をするためにラン友さんと併走したり,ダウンジョグをしましたが,その際多少の違和感はあったものの,特に問題のある痛みではなくホッと安心しました。

さて,振り返ってみますと,ここ最近の傾向から以下のことが今回の失敗につながったのではないかと推測します。

  1. 明らかなオーバーペース
  2. 今回の設定ペースでのペース感覚のなさ
  3. カーボンシューズへの相性・不慣れさ

1. については,最初の1kmで出足がつかなかったのか,2kmから少し上げ過ぎました。たまたま2〜3kmがGPSの入りにくいところもあり,自分のそれまで作ってきたペースに自信がなく,頻繁にウォッチをみていたように自省します。

2. については1.と同じくですが,安定してペースをコントロールできていなかったのが体力の消耗に繋がりました。重複するようですが,GPSに頼っていつも走っているのが露呈した形となりました。閾値走のような練習をする際にもこの点は気をつけなければならないと感じました。

3. については,今回adizero Proで走りましたが,自分の脚ができていないのか,カーボンシューズを使いこなせていないなと感じました。私がトラックで使用しているデサントのGENTEN-ELにも言えることなのですが,使用すると反発が強いのか脹脛がパンパンになります。adizero Proをこのペースで走ったのは,8月の大阪城ナイトハーフマラソン以来だったのですが,

www.marathon-tojisya.com

この時も終了後,脹脛の疲労感が著しかったです。

今回このハーフを走ろうとしてみて,10kmでDNFしてしまったので,今のペースではハーフマラソンはまだ難しいのかなと思いました。すごく良いシューズなのですが,走り方が良くないのか,まだまだお友達にはなれなさそうです。

以上のことを踏まえて,10/24(土)にあります,ロケットマラソンでは今回の失敗を生かして,次のような対策を取ろうと思っています。

sportsone.jp

  • 最初は周りが飛ばしていても絶対に飛ばさない
  • 少し設定を落としてavg. 3'50/kmあたりで巡行できるようにする
  • カーボンシューズをやめて,履き慣れたシューズで走る

サブ80ペースは今回の件でまだ厳しいなと感じました。そこで少し落として3'50〜53ペースで挑戦したいと考えています。私の持ちタイムが1時間22分18秒ですので,1時間21分台を狙って行こうと思っています*1

シューズについては,adizero Japan 5かPegasus Turbo 2で走ろうと思っていますが,まだ悩み中です。多分後者を選ぶと思います。

全体の内省

  • 一つ大きい仕事を終えたので,走れるぞー!という高揚した気持ちです
  • これまで通りの練習を淡々とこなす
  • 週末のハーフマラソンでは,自己ベストを更新できるように,膝など身体と向き合って疲労を溜めず,ウェイトコントロールにも気をつけようと思います

ハーフの大会が1月以来ということで,不安な気持ちがいっぱいです。シーズン初戦ということで,どこまでやれるかわかりませんが,それでも攻めの姿勢を崩さずに,楽しみたいなと思います。

*1:7月あたりにはサブ80は切りたいと書いていましたが,今となっては大変恥ずかしく思っております