マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

【週報】原則に立ち返ってみる 練習記録 (210208〜210214)

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今週は脹脛の疲労があり,強度を少し弱めました

 

先週の練習では、100km以上を週間で走ったのですが、その影響か両脚の脹脛の張りが週前半は残る形となりました。

今週の練習

2/8 (月) 

安定の休足。体幹トレのみ。

特に左脚の脹脛に強い張りがあり、これは故障のサインかもと思い、無理のない程度で翌日も動こうと思うように。

2/9 (火)

ギア:asics GT-2000 9

前日に引き続き、左に張りが残った状態で、動きが重かったので、軽いジョグに留めました。

2/10 (水)

ギア:HOKA ONEONE EVO Carbon Rocket

お誘いを受けての練習でした。4'00が目標設定とのことでしたが、明らかに設定よりも速く、引くに引けない状態になりました。左の脹脛の張りが残っている状態であったため、無理はしませんでしたが、37分切れそうな感覚はありました。気持ち良いペースでここで調子にのらなかったのは良かったと思います。Carbon RocketはHOKA ONEONEのシューズにしては、薄底を履いているような反発感があります。一方、ソールが固めなので、耐久性に優れていそうな感じがします。手持ちのRocket Xの練習用には十分なり得るシューズだと感じました。

2/11 (木)

ギア:NIKE React Infinity Run

脹脛の張りが取れないというよりも、前日のポイント練習で張りが強くなっている感じがしました。よってゆっくりと様子を見ながらのjogでした。絶対無理しない、のペースで気持ちよくjogをしました。

2/12 (金)

休足しました。脹脛の張りが依然として残っていたこと、また朝からの仕事、残業、およびZoomで研究関係のミーティングがあったこともあり、なしで良かったです。最後のミーティングが終わったときはクッタクタでした。体幹すらサボりました。。。

2/13 (土)

ギア:NIKE Pegasus Turbo 2

疲労感が強かったのは、前日の影響であることは書くまでもなく。またこの日は気温が15℃あったので、W-Upの段階で汗ばんでいました。先週は1mile(1.6km)×6をこなせていただけに悔しかったですが、1kmちょっと(エラーの分)+1.6km×3 ≒ 6km Tペースで練習できたので、それで良かったと思うことにしました(心拍的にはIペースの心拍ですが...)。脹脛の張りは十分に消失していたので、一安心でした。

2/14 (日)

ギア:adidas adizero Pro

元々は、30km走る予定でしたが、走り切れなかった時に、辛いなと思ったので、最低限の20km以上のペース走(設定:4'30/km)で走りました。この日も気温が高く、終盤は発汗が多めでした。実際、心拍も170overと先週と比較して調子が良くないことがはっきりとわかりました。しかしながら、時計を見ずに安定したペースで走れたこと、グルグルの周回でも心折れずに走れたことは収穫でした!

全体の内省

  1. 身体から発するシグナルに耳を傾けながら、練習を調整することができていた
  2. 全体的には先週に比べると低調な練習
  3. 悪いなりに最低限の練習はできた

1. については、「張り」は故障につながる可能性があるため、無理をせずに今週は2回のレストを入れました。

故障に関する考え方については、下記の山田翔太選手のnoteが有益かと思います。

note.com

水曜日の練習は想定外の強度になりましたが...そこで調子に乗らなかったのは良かったです。

 

2.については、先週がポイント2回(Iペースのインターバル、Tペースのインターバル)+セット練習の30km走が良い具合にハマったので、物足りない結果となりました。以前も100km走った週の翌週は低調な練習になってしまっていたので、このあたりの練習計画は今後の課題になるかと思います。一つパターンとして、betterな練習ができるよう、工夫をしてみたいところです。

3.については、日曜の練習で「良い時もあれば、悪い時もある」と書いているのですが、これはダニエルズ(2016)が書いていたことを思い出して書いたまでです。ダニエルズは、ランニングの基本原則として以下10個のことを書いています。

  1. 選手はそれぞれ固有の能力を持っている
  2. ポジティブなことに目を向ける
  3. よいときもあれば、悪いときもある
  4. 予想外のことに備えトレーニングには柔軟性をもたせる
  5. 中期目標を設定する
  6. レーニングにやりがいを
  7. 良質の食事と睡眠をとる
  8. 病気にかかっているとき、ケガをしているときはトレーニングをしない
  9. 慢性的に身体の不調があったら医師の診察を受ける
  10. うまく走れた、いいレースができた、というとき、それは決してまぐれではない 

ジャック・ダニエルズ (2016)『ダニエルズのランニングフォーミュラ 第3版』(pp. 17-18)

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

 

より具体的な記述が本書には書かれていますが、この原則を読むだけで、概要は掴めるかと思います。

今回は練習でうまくいかないところもありましたが、いつも良い練習ができる方がおかしいので、ダメだったことを認めて切り替えて、次に進んでいきたいと思います。

あと、3月末のフルマラソンまで6週間! 

前の週の淀川マラソンが中止になってしまい、大会開催が危うくなってきた感じもしますが...今はできることを実行するのみです。