マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

【週報】(2時間50分切り練習)成長したんじゃない?(220103〜220109)

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るるてあ『まいにちコウペンちゃん 日めくりカレンダー』
(2017年のもの。研究室に飾っているものです)

 何歳になっても褒められることは嬉しいですし、穏やかに生きたいものですね...

今週の練習

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週間112kmは過去最高でした。休みなく動いたことが大きいです。

 ダイジェスト:1/9の30kmがポイントで無調整で実戦を想定してキロ4で押して行きたいと思い、それがうまく行きました。ただ、左脚にダメージの残る走りをしてしまいました。

1/3(月)

シューズ:adidas adizero Pro

 前日はM・Tペースを含むのロング走だったため、じっくりリカバリー。普段月曜は練習しませんが、今日は時間があるからということで...平坦な京都のコースとは今日でお別れ。あっという間の帰省でした。楽しい時間はなんと短いことか。

1/4(火)

シューズ:asics GT-2000 9

 いきなり出力を最大にするのは無理な話なので(仕事のこと)、慣らし運転としました。これは何事にも当てはまりますし、走りももちろんのこと。きちんと仕事はしましたよ。笑 久々に自宅の激坂コースを走ったので、走る前は少しブルーな気持ちでしたが、楽しく走れました。

1/5(水)

シューズ:HOKA ONE ONE Rocket X(変化走)/ adidas adizero Pro(それ以外)

 月曜に運動しているから、つい食べてしまったことが原因で少し体重が増え、気持ち重めに感じられました。4セット目で左膝の調子が良くなかったです。3本目までは全く問題なかったのですが...。チェーンが外れるわけではないですが、「カタカタ」音がなっているイメージです。

 変化走の内容としては、hard:Tペース→ easy(フロート): Tペース+30秒で2021年1月現在は設定していますが、Tペース+30秒としているのをMペースに近づけてMペース(キロ4)を少しでも楽に感じられるようにしたいところです。

1/6(木)

シューズ:asics GT-2000 9

 特にコメントなし

1/7(金)

シューズ:Nike Pegasus 37

 冬場は筋肉が縮こまっていることもあり、エアコンが効いた部屋で身体をストレッチなど行うのが良いとアドバイスを受けたことがあります。それが不十分だったので、走りはじめに左膝に少し痛みを感じました。動きの改善は見られたのですが。

1/8(土)

シューズ:adidas adizero Pro

 翌日の30kmを見越して大きな動きを入れました。下りだったので、キロ4の出力がTペース並になることはまぁそうだよね、と。ウィンドスプリントとばかりだと飽きるので、サージを入れるのもありかなと思った次第です。長く良い脚を使う練習として*1

1/9(日)

シューズ:adidas adizero adios Pro

 全長2kmで180°の折り返し15回というコースです。最初はペーサーで後ろを引っ張らせていただき、入れ替わりしながら、引っ張り合いをしたらベストが出ました。

 25kmまではフォロワーさんが秒単位で正確なペースメイクをしてくださいました。感謝。25km以降は急に落ち着きがない感じとなりましたが、完走でき、終わってみれば練習ベストでした。練習ベストは自己ベスト(PB)としてはカウントしないのですが、練習でここまで走れるんだと嬉しくなりました。また25kmまでは少なくとも余裕で走れましたし、jogの延長くらいに感じられました。集団のレベルの高さと気象条件に恵まれた感がありますので、まだまだマグレの可能性はあります。

 一方で、180°のコーナリング、それからadios Proという靴の性質で小回りが難しかったことがあり、終わってから左足首、左膝に痛みが出てしまいました。幸い、歩く分には痛みはほとんどなかったのですが、このコースで走る時はadios Proで走るのは脚に良くないという教訓、示唆を得ることができました。

全体の内省

  1. 故障の二歩ほど手前のところで、左側の調子が良くないため、次週は強度を落とすなど一度立て直しを図りたい
  2. 練習の基礎レベルは上がってきており、少なくとも今はスランプの状態ではない

 故障の二歩ほど手前なので、まずは一歩にならないように気を付けたいです。体感的に、「一歩踏んじゃったな」と感じるサインが自分の中にはあって。ですので、まず強度を弱めて様子をみたいなと思います。

 ただ、走るのは楽しいのでつい走ってしまっています。なぜなら、自分の成長を感じるからです。2021年12月の奈良マラソンを終えてから、練習のレベルが一段上げられるようになった印象があります。

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今は文字通り階段を登るイメージ

 少し過去を振り返ってみますと...走り始めて1年半くらいまでは、練習すればするほどそれに応じて走力は上がっていました。実際に1年半までは、大会に出るたびにPBを更新していました。

 ところがその1年半過ぎたあたりから、故障も相まって一時停滞して、停滞しては一段階段を登るように軌跡が変わってきている印象があります。なかなか速くなれない!もどかしい!というプラトー(高原)状態がしばらく続いたのち、急にレベルが上がるといった感じです。ですので、階段がしっくりきます。レベルアップの仕方が、はっきりと自分、成長しているなというのがわかるんですよね。

 どこでそのプラトーを乗り越えられるかは定かではないですが、何かしらのきっかけはあるんだろうなと思います。個人的な予想としては

  • 変化走の導入
  • 強度の高いロング走(ただし、Marathon paceの30km走などは今でも必ずしも要するものではないという認識ですし、やり過ぎ危険だと思います)
  • 奈良マラソンで得た手応え

 こうした練習面の変容、心境の変容といったところが背景にあるのではないかと思います。

 まぁ、人間は複雑ですから、全て「知らんけど」なんですけどね。笑

 とりあえずは、故障に気をつけて練習を楽しんでいきたいと思います。 

*1:競馬の話に出てきそうな言葉ですね