マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

【週報】愚者なので経験に学ぶ 練習記録 (200419〜200425)

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本格復帰まであと一、二歩

経験からでないと学べないことがあります。

主観的なもの、例えば痛み。痛みには感覚的な強度があり、経験を頼りにして、「この痛み」があるから練習をしてはいけないという判断をします。

今股関節痛からの本格復帰を目指していますが、去年の2月の下旬ごろから4月の中旬にかけても同様の股関節の故障を抱えておりました。その際の痛みの記憶や当時の練習記録から、どう練習をコントロールすれば良いかを今の自分に当てはめて実践しています。そしてそれとなく上手くいっている感はあります。

痛みを人に伝えるのは困難ですが、確実に言えるのは、去年の経験が活きており、去年の故障期間よりも明らかに期間短く本格復帰ができそうだということです。

故障しないことが一番ですが、してしまったら、それを最大限活かす方法を考える。記録を重ねることはその方法を考える上で最良の方策だと私は考えます。

今週の練習

4/19 (月) 

Bike 40' → 軽く漕ぐといった程度。心拍センサーも使いませんでした。気分転換みたいなものですね。

4/20 (火)

 シューズ:asics GT-2000 9

息が上がるくらいで5'15"。鼠径部に痛みが出やすく、下りで痛みやすい傾向があります。また、1km5分がやたらと速く感じられ、スピード感覚が鈍っているようです。

4/21 (水)

シューズ:NIKE React Inifinity Run

この日は前日に比べて進みにくい感覚がありました。React Inifinityは500km以上を走り、少し反発がなくなってきたから、というのがあるのかもしれません。

4/22 (木)

シューズ:NIKE Pegasus 36

ツイートに書いているように、疲労感が強めでした。ただそのダルさ?からか、脱力して一定のリズムで走れたような気がします。

4/23 (金)

 シューズ:asics GT-2000 9

Wind Sprintを入れた練習はちょうど1ヶ月前の3/23以来。全く風のように流れる動きにはなりませんでしたが、痛みは小さく、もうすぐ本格的に練習ができるという自信にはなりました。

4/24 (土)

ギア:NIKE Pegasus 36

翌日にロングジョグを入れる予定で、強度的には無理せず、回復を優先しました。WSを入れたお陰か?動き(スピードの乗り)が改善されているような気がしました。

4/25 (日)

 シューズ:NIKE React Inifinity Run

大体心拍150を目標に走りましたが、途中から120分で21.1km(ハーフの距離)は走りたいなと思い、ラスト5kmからペースアップ。動き自体に問題はなかったのと、練習後の歩様も全く問題なかったので、順調な回復を感じることができました。先週の日曜の同じロング走と比べても、ベストな状態を100%とすると、4/18では25%、4/25は40%くらいの出来かなと思います。

全体の内省

  1. 低強度の練習主体で、ベースジョグ(平日60分、休日120分程度)まではできるようになった
  2. WSを入れて、全体的なスピードを回復させていきたい
  3. 急に走行距離が増えたので、反動から来る怪我には気を付ける

全体的に回復してきています。当初の予定では、

4月の下旬までは、焦らずに身体の不調を取り除く (2021.4.11の記事)

としており、その通りに流れています。4月終わりまでにポイント練習を入れられるくらいには戻せそうです。スピードが出なくて悲しくはなりますが、じっくり焦らずできることをやってみます。

対して、低強度のジョグ中心とは言え、先週は30km程度、今週は75kmほどと急に走行距離が増えました。今のところ状態は良いのですが、強度を上げつつも、距離は減らすくらいの気持ちで、せっかく積み上げたものを崩さないように身体の感覚に敏感になろうと思います。

なお今後、5月末にトラックの5000mに出場することを考えています。速い動きができていないので、自己ベストは現状では難しそうですが、無事にスタート地点に立てることをまずは目標にしたいです😅

また、GWまで忙しくなりそうですが、時間を大切に、緊急事態宣言下ではありますが、身体を大切に、そして前向きな気持ちも大切にしたいところです。