マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

△走行距離 ○継続時間! 練習記録 (201102〜201108)

継続にこだわって今週は練習を積みました。

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気がつけば今週は走行距離自体は100kmを超えていました。

ブログで練習記録をつけ始めてからは初めてだろうと思われます。

ゆっくりでも良いから長く,というのをここ最近は意識していたのですが,左脚の怪我や物理的な時間の問題で,なかなか長く走る練習が実施できていませんでした。

しかし今週は,仕事の代休もあったため,じっくり身体と向き合うことができ,満足のいく練習ができたと思います。

継続時間を意識したのは,来月今シーズン初を迎えるフルマラソンのことが根底にあります。フルマラソンを走り切るために,私の現在のレベルだと3時間くらい(PBは2020/11現在 3時間6分ほどです)身体を動かし続けることになります。長く身体を動かすことにより身体がどうなるかを把握しておきたい狙いがありました。

ペースに関してはレースペース(大体1km4分)で走るのは肉体的にも精神的にも荷が重いですし,また長く走ることが目的でしたので疲労も残らず楽に感じられるレースペース+30秒くらいを設定として,今週は30km走とハーフ(21.1km)の距離走を1回ずつ実施しました。ちなみに,レースペース(Marathon ペース)で走ることと,Easy ペースで走ることでの生じる効果の差はスポーツ生理学的には大差ないことが『ダニエルズのランニングフォーミュラ』でも述べられていますね。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

 

もっとも,私は長く走ることが苦手なので*1,距離走ではありますが,時間に焦点を当てて,30kmなら2時間とちょっとは走るよなー,よし頑張ってみようと思い,走っていました。

今週の練習

11/2 (月)

休足

→ 翌日にPace Runningを控えていたので,軽めの補強運動(プランク・ケトルベル)のみにしました。

11/3 (火)

ギア:adidas adizero Japan 4

→ ラストの5kmを上げることで後半に強くなるための練習でした。ペース感覚を鍛える良い練習になりました。

11/4 (水)

ギア:NIKE Odyssey React Flyknit 2

→ セット練習という手も考えていましたが,ゆっくり100分走にして回復も促す形としました。

11/5 (木)

ギア:asics EVORIDE

UpとDownがそれぞれ2kmずつ。UpでWS(100*2)。

→ 疲れを残したくなかったので,トップチームには混ざらず,Eペースに近い感覚で。8kmからは流しの感覚で力みすぎず。EVORIDEの転がり方,好きですね。

11/6 (金)

ギア:NIKE React Infinity Run

→ 前日の練習との練習間隔が8時間ほどだったため,ゆっくりと落としの感覚で走りました。

11/7 (土)

ギア:adizero Japan 4

→ 途中上げたくなるも,90分は走ることを目標にしていたので,淡々と走り,結局ハーフマラソンの距離を走りました。4'30がゆっくりに感じられました。

11/8 (日)

レーニングとしてはバッチリ。引っ張ってもらい,良い練習ができました。 

なお,HOKA ONE ONEのRocket Xの試し履き会だったのですが,感触が良すぎて...

フルマラソンで使おうと思っています。

これは本当に良い。あとはフルに耐えられる脚を私が作るだけ。adizero Proと迷っていたのですが,adizero Proだと自分の脚に接地の硬さが耐えられなくて...特にRocket Xを選んだ決め手は履き心地とその接地感でした。楽に3'30まで上げられたので,その点もビックリでしたね。

全体の内省

  • 目的を持って,長い時間を走ることができた
  • 強度が高めの週が続くため,ケアにも気をつける

今週は意図的に長い時間走ることを目標に練習しましたが,目的は達成できたと思います。ダラダラではない,かと言ってゼーハーでもない,程よく走る練習だと次も頑張ろうと前向きな気持ちになれるような気がしますね。この感覚を忘れないようにしたいです。

強度に関しては,火曜・木曜・土曜がEペースより少し速い中強度のPace Runningで日曜が高強度のインターバルだったので,身体の調子は良好ですが,負荷がかかった週だと思います。次週(11/9〜)までガッツリ練習して,そこから12/6のマラソンに向けてテーパリングしていくところですので,ケアにも気をつけたいところです。柔軟などつい疎かにしがちですが,こういう調子の良い時こそ気を引き締めて,ケアも練習の一部と思って,真面目に取り組みたいですね。

 

追記:ランニングマガジンCourirの2020年12月号では,「「時間走」のススメ」と題して,距離やペースを追わないことなど,スタミナをつける上でのポイントがまとめられています。今日(11/9)読んだのですが,大変参考になります。

*1:ラソン向いてないじゃんというツッコミはご勘弁を。笑