マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

練習記録 (200217〜200223)

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ロング走はありませんが,コツコツ走りました

コロナウイルスの影響で,全国各地でマラソン大会が中止になっています。

筆者が出場予定でした姫路城マラソン2020も中止になりました。その気持ちも整理しつつ記録を振り返ります。

 

2/17 Eペース 10.44km (4'52"/km, 164bpm) (強風で走りに集中できない弱みが見えた)

2/18 Eペース (10.5km)+ WS (150m×3) 11.11km (4'47"/km, 164bpm) (疲れ少なく,走る快感があった)

2/19 ランオフ*姫路城マラソン中止発表 により何もできず

2/20 ポイント練習 Up 3km → 閾値走 5km(設定:3'45"/km, 結果:3'41"/km, 182bpm)→ Down 3km 合計11.1km (苦しい感じはあるが,5km 17分台で走れそうな手応え) *UpとDownはいずれもEペース 

2/21 Eペース 10.03km (4'51"/km, 158bpm) (疲労が残り,ペースはグダグダに)

2/22 Mペース 13.02km@名城公園 (Ave. 4'03"/km, ラスト2kmは3'53", 3'44", 162bpm) (平坦なコースで走りやすいコース。ペースを上げる余裕もあった)

2/23 Eペース 10.37km (4'44"/km, 152bpm) (疲労あり動き固め,やる気も出にくかった)

 

姫路城マラソンの報道については,2/17に

www.kobe-np.co.jp

と開催予定となり,これは期待できるかも!という安心感があったのですが,2/19に

www.kobe-np.co.jp

一転して,中止が発表されました。

筆者は発表当日の夕方にそのことを知ったのですが,そのときは正直涙が出そうな気持ちになりました。このブログの過去ログを追ってみても,姫路城マラソンでサブ3を達成したいという気持ちがあり,そこに向けて練習や減量に取り組んできたので,天国から地獄に突き落とされるそんな感覚でした。対外的には,出場できればラッキーとしていましたが,実際その記事をみると自然と悲しみが湧いてきました。他のランナーさんはどんな気持ちなのだろうか。そんなことも考えていました。しかしながら,関係する方々に健康被害があってはならないというのは当然理解していたので,仕方ないことだなと諦めはつきました。

ただ,その日は結局元々オフ予定だったものの,ストレッチなどのアクティブレストを行うこともなく,完全オフと相成りました(私の中では相当珍しいことです)。また,東京マラソンを皮切りに各地のマラソン大会の中止あるいは規模縮小が発表されたことに際し,改めて自分はどうしてマラソン大会に出るのだろう?ということを考えていました。

そんな中で,2/20に名古屋ウィメンズマラソンで,ヴァーチャルマラソンが行われるということが発表されました。

womens-marathon.nagoya

この記事を見たときに,「画期的だ」「面白いことを考えている」と思ったのですが,同時に,(ティファニーがどうこうではなく) バーチャルってどうなんだろうと正直思いました。これは,Twitterのフォロワーさんも同様のことをおっしゃっていましたが,マラソン大会に出場する動機って何かを考えたときに,記録を狙うだけでなく,

  • その土地の景色や空気を感じたい
  • 他のランナーさんと一緒にゴールを目指したい
  • その土地の方々が作り出す雰囲気を楽しみたいなど

という気持ちがあることに気がつきました。つまり,その大会が作り出す環境に触れたいということに集約されるのかなと思います。なので,バーチャルという催しで,中止になった大会の分を盛り上げるというのは,ランナーの気持ちに寄りそった尊い行為で,大変素晴らしいとは思ったものの,私は参加を遠慮しようと思いました(重ねて念のため書きますが,こうしたことを企画することには拍手を送りたいです)。

目標としていたマラソンが中止になり,ネガティブな気持ちにはなりましたが,上記のこうした気づきがあり,改めて,マラソン大会の実施に際しては,たくさんの関係者の尽力によって成り立っていること,そして感謝の気持ちを忘れてはならないことを思い出すことができました。

まずは我々の健康が担保されること,コロナウイルスに関わる事象が収束に向かうこと,我々がいち早くランニングだけでなく,各種のイベントを楽しむことができる日が来ることを心から祈っています。