マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

【週報】ロンドンマラソン2021 Virtualを完走しました!(210927〜211003)

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久々の週間90km、やはりフルマラソンがあるとボリュームがあります。

前回の記事で

www.marathon-tojisya.com

 ワクチン接種2回目後の1週間を記述しましたが、1週間が経っての記録です。1週間は「心筋炎」や突然死のリスクがある、あるいは今までにワクチンを打って○人が亡くなったいったネガティブな文章を読み、様子をみていたのですが、1週間が経過し「同じ状況が100回あったら99回は不調です」と言うような状態の悪さは脱しました。そんな中で、10/3に半年以上前から予定に入れていたロンドンマラソン2021 Virtual(オンライン)を走ったのですが、そのマラソンを走るまでは早くワクチンの不調から回復してくれ〜と思いながら日々を過ごしていました。そんな1週間です。

今週の記録

9/27 (月)

 30' bike (HIIT training) 4秒(All out)×30 R15"のトレーニングでした。ワクチンから1週間が経過ということで、心肺の負荷を上げるという意味でHIITを選びました。

 汗だくでしたが、終わった後はスッキリとした気持ちになることができました。

9/28 (火)

シューズ asics GT-2000 9

 日常生活に支障のないところまで回復できましたが、息がすぐに上がってしまうので練習としては全然本調子ではありません。Wind Sprintがえらく苦しく感じられました。

9/29 (水)

シューズ:HOKA ONE ONE Rocket X (Cruise Intervals) / Nike React Infinity Run (それ以外)

 心肺機能が落ちているは大袈裟な表現かもしれませんが、息が入ってこない感覚があって、それであまり上げきれなかったのかなと思います。ただ脚が回復しているのが感じられたので、その点については良かったと分析しています。

9/30 (木)

シューズ:adidas adizero Japan 5

 手持ちのNike Pegasus 36とおさらばして新しいシューズをデビューさせようと思い、インターバルなどで使っているadizero Japan 5を使ってみたのですが、思っていた以上にjogにはあまり合わないなと思いました*1Japan 4は接地感が程よくソフトで走りやすいのですが、Japan 5は接地が割と固い印象です。私としては、トラックでのスピード練習でガンガン反発を利用するのがこのシューズには向いているのかなと思いました。ということでトラック専用機にして、封印っと。

 そのJapan 5の接地の硬さで両膝が痛む感覚がありました。

10/1 (金)

シューズ:Nike Pegasus 37

 Pegasus 37を使ってみましたが、先ほどのJapan5よりもこちらの方が安心感のある柔らかさで、心地よい走りができました。これをレギュラーにしていくことに。なかなかのモチモチ感のシューズだと思います。36とは全く毛色が違いました。

 ところでシューズは新しくなりましたが、身体はポンコツのままでいまだ肺に空気が溜まっている感じが残っていました。

10/2 (土)

シューズ:Nike React Inifinity Run

 朝のうちに走りましたが、24℃でも日差しがあると、汗がダラダラと流れます。翌日のフルマラソンのことを思うと、少し憂鬱な気持ちになりました。「スタバ」でカーボローディングをすることで多少気持ちは紛れましたが...

10/3 (日)

シューズ:Nike Pegasus 37

 ロンドンマラソン ヴァーチャルでは、10/3 現地時間の0時より(日本ですと8時となります)1日の間で42.195kmを走ることになっており、私はトレーニングも兼ねて一度に走ることにしました。

 申し込みは2月(記録では2/18)に行いました。参加料は£38、日本円で大体6,000円くらいです*2

 完走者には、Tシャツとメダルがもらえます。ただそれだけかもしれませんが、何事も経験です。私はお仕事の関係でリアルタイムのロンドンマラソンに参加することは老後にならないと間違いなく不可能です。ということで、Virtualだと中止にならないこと、今のコロナ禍のこの催しがいつまでもあるとは限らない、そう思って今回エントリーしました。

 結果は3時間49分ということで、予定通りサブ4で無事に完走できました!ワクチンの影響でモチベーションが下がっていたのですが、久々に走っていて楽しい時間を過ごすことができました。このような機会を頂けたことに感謝しています。おおよそ4時間、周回コースをひたすらぐるぐると回っていたのですが、苦ではなかったですし、気がついたらほぼ終わりかけの状態でした。

 当日は、計測用ロンドンマラソン専用のアプリを用いることになるのですが、半マイル(大体800m)毎にアプリから男性や女性が励ましてくれたり、ロンドンマラソンに関する小話、トリビアが聴けたりして、飽きがこなかったです。英語の勉強にもなりますし、思ったよりも楽しむことができました。

 なお、来年もロンドンマラソンはヴァーチャルマラソンがあるみたいです。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか↓

www.tcslondonmarathon.com

全体の内省

  1. 週の前半は呼吸で苦しむ場面が多く、回復を待つしかなかった
  2. ロンドンマラソンのおかげで、立ち直るきっかけができた

 書いてある通りです。ワクチンに関して終わったものは仕方がありません。走る時に呼吸がうまくできず余計にストレスが溜まってしまい、精神衛生的にはよろしくありませんでした。ですが、ロンドンマラソンは救世主となってくれました。ただただありがとうと言いたいです。

 そんなこんなでようやく呼吸の辛さから開放され、完全な元の生活にというところまで戻りました。ここからはマラソン仕様に自分をつくっていくということで、次週に続きます。

*1:個人の感想です。

*2:ただしUK内では£28