マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

【週報】ネガティブな事象に支配されないように(211101〜211107)

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できなかったというよりも、最低限できたことを認めることが大切だと思います。

 今回振り返ってみますと、体重が揺れていたり、気持ちが揺れていたり、忙しさの波があったり、不安定な1週間だったように思います。

今週の練習

11/1(月)

 土日が休日ではなかったため、疲労が強く残る日。完全オフでもよかったのですが、60分Bikeもこぎました。

11/2(火)

シューズ:Nike Pegasus 37

 この日は仕事終了後、京都に帰省。京都のエリートランナーとおしゃべりする機会がありました。その方は、元々陸上部出身の方だったのですが、経験で走れる感覚が備わっており、走り出してその出力で今日はどの程度走れるかが大体わかるとおっしゃっており、それが面白かったです。自分にはまだそうした経験が不十分でわからないため、理論的にここまで行ける可能性があるという推測でしか走ることができません。経験者と未経験者の違いってそういうところにあるんだなと思った次第です。ただ、その推測で走るのも、うまくいくためには大切ですよねと言っていただけて安心しました。

11/3(水)ポイント練習

  サッカニーのシューズを初めて履いたのですが、エンドルフィンプロ アイコンは見た目スニーカーなのに安定感が素晴らしかったです。ペースランニングで活躍してくれそうな予感です。

 練習の方は、目的がLT改善。15km 4'00"は最低ラインで、それを走りきることができました。粘りたかったのですが、これ以上走ってもフォームがぐちゃぐちゃになってしまい、それで終わるだけと思い終了しました。自分がまだまだなのを感じました。

 参加させていただきました、西練さん、楽しい練習会でした。また、京都市民というか近郊に住むようになったらリピートしたい練習会です!今の職場が京都にあれば良いのに。

twitter.com

 

11/4(木)

シューズ:adidas adizero Japan 4

 実家用に置いているadizero Japan 4で久しぶりに走ったのですが、このシューズ再販して欲しいなというくらい、脚に馴染む大好きなシューズです。あと2足ストックがあります。あと、体重が落ちすぎていたので、お腹いっぱい好きなものを食べようと思い、そこで選ばれたのが二郎でした。ちなみに、普通のラーメンに、「ニンニクスクナメ ヤサイアブラ」で注文しています。見た目がすごいですよね。

 あと仕事以外で嫌なことがあったので、これプラス、30分ほど夜に気分転換jogをしました。

11/5(金)

シューズ:Nike React Inifinity Run(White)

 この日は一日働き詰め。一日締め切りのものと戦いながら、ご飯を食べるのも忘れるくらい仕事に没頭していました。

11/6(土)

シューズ:asics GT-2000 9

 この日も急ぎでやる仕事あり、バタバタしながら翌日は仕事のことを考えなくても良いところまでこぎつけることができました。

11/7(日)ポイント練習

詳しくは大会記録を書き、以下のリンクに載せています。

www.marathon-tojisya.com

その後、回復したので、夜に60' jogをプラスしました。大会自体は、走れなくて悔しかったのですが、夜に60'走ることができ、自分の中でネガティブな気持ちが消えていくことが感じられました。

全体の内省

  1. 勝負レースにしていたハーフマラソンでは、DNFという結果に
  2. 全体的な練習の流れとしては悪くなかったと分析

 2.については、素人考えなのでアドバイスしてもらえるとありがたいなとは思います。

余談

 タイトルの回収ですが、木曜日にTwitter上で大変心の痛むツイートを見ました。それがいかにも人を見下す態度であったために、それを見てネガティブな気持ちになっていました。いやはや。

 そんな事象の中で、ネガティビティ・バイアス(negativity bias)ということばと思い出したので、引用しながら紹介したいと思います。

. . . 良い点よりも悪い点に目がいくことはさまざまな場面で起きます。例えば、初対面の人に会って、その人に良いところは色々あるはずですが、一度気になるところが見えてしまうと、その悪い印象が後々まで尾を引いてしまうなどです。

これはネガティビティバイアスと呼ばれ、人は、ポジティブな出来事や情報よりも、ネガティブな出来事や情報のほうに注意を向けやすく、また、それが記憶にも残るという現象のことです。

出典:ネガティビティ・バイアス | 記憶 | 錯思コレクション100 Collection of Cognitive Biases

 先にポジティブな情報を与えられてからネガティブな情報を与えるとネガティブな情報が優先され、先にネガティブな情報を与えられてからポジティブな情報を与えられてもそのネガティブな情報の方が優先されるという研究があったりします。要はネガティブな情報はなかなか払拭できないということ。

参考:

www.youtube.com

(日本語の字幕は残念ながらないのですが...)

 まぁ、体感的に当たり前と思うかもしれませんが、そうした概念があることを理解した上で、私はネガティブなことに流されないよう、自分をもう一人の自分で俯瞰して(いわゆるメタ認知をして)、時には視点を変え、物事を見つめることを普段の生活では意識しています。またTwitterですと、ネガティブな情報に触れないためのミュート・ブロック機能があるので、それを積極的に活用しています。

 練習で予定通りにいかないとついネガティブな感情があらわれがちなのですが、そんなとき、私は可能な限りできたことを認めることを心がけています。例えば、11/3の練習。15kmは狙い通り走れたとか。11/7のハーフ。途中までは練習通り良い感覚で走れたとか。頭の中で「できなかった」と想起すると辛くなるので、可能な限り客観的に頭の中でコントロールして、できるだけポジティブに考える。もちろん、改善が必要なところは目を瞑らないようにはしていますが、感情をコントロールできることは走る上でもとても大切だと思っています。

 蛇足までに、以前コロナで大会がなくなったことでネガティブな感情があふれ、苛立ち、それが原因で無茶苦茶な練習をして怪我をしたことがありました。今では笑い話なのですが。笑

 できるだけポジティブな感情やことばで受け取る人の気持ちを慮って穏やかに過ごしたいものですね。