マラソンの当事者研究

令和(2019年5月)から本格的にマラソンを始めた30代男による練習・レース記録および考察・内省の記録です。

ポイント練習復活 練習記録 (200601〜200607)

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来週から梅雨かも?!ということでがんばりました

5月に走り込んだこともあり,身体も距離に慣れてきました。今月からポイント練習を再開し,まずはTペース(閾値)走から取り入れています。この練習は,ポイント練習の中でも取り入れやすい練習ですが,ほど良いしんどさが,また頑張ろう!という気にさせてくれます。

今週の練習

■ 6/1 朝:ゆるジョグ (30') 5.27km (5'42"/km) Odyssey React 2 Flyknit

夜:Eペース(50’)+WS(坂路100*3) 11.32km (4'45"/km, 171bpm) adizero Boston 8 / 22℃

→ 通勤があったため,ヘロヘロに。主観のキツさがそのまま心拍にも現れている。通勤がある中で2回走るのはしんどそうな。(プロテインを毎日飲むことを始めました)

 

■ 6/2 筋トレ (完休)
ケトルベル(16kg)20回×3
アブローラー 15回×3
プッシュアップ 20回×3
ダイアゴナル 左右20回×3
スクワット 20回×3
カーフレイズ 100回
フロントプランク 2min. → サイドプランク(開脚)左右 1min.

→ 週に最低1日は完全休養を入れる方針で。元々脹脛がそこそこ張っていた中でカーフレイズ をすると,さらにパンパンに。でもこうしたトレーニングは疎かにできないね。

 

■ 6/3 朝:ゆるジョグ(30’) 5.44km (5'39"/km) Pegasus 34
夜:#Eペース(50’)+WS(坂路100*3) 11.24km (4'44"/km, 171bpm) Pegasus 36 / 24℃

→ 寝つきが悪かった。湿度が高く,体感的にはかなり気持ち悪い中で走る感じ。たまたま仕事が忙しかったため,身体も辛かった。右膝がパキパキ鳴るよろしくない状態のため,曲げ伸ばしを入念にするなどしてケアをした。

 

■ 6/4 朝:ゆるジョグ(30’) 5.32km (5'39"/km) Odyssey React 2 Flyknit
夜:Eペース(50’) 10.66km (4'45"/km, 157bpm) adizero Boston 8 / 24℃ 

→ 右膝の状態が相変わらずだったので,最初は抑え目にして,慣れてきたところで,上げていく感じ。気分は爽快だった。

 

■ 6/5 ゆるジョグ[アクティブリカバリー](30') 5.35km (5'52"/km, 139bpm) Pegasus 34 / 24℃

→ 寝不足気味。ポイント前の調整。右膝の調子がよろしくなかったので,試しにProFitsのサポーター

 装着。ゆっくりめということもあり,違和感をおぼえず走ることができた。

 

■ 6/6 ポイント練習
ゆるジョグ(70’) 12.25km (5'54"/km) Odyssey React 2 Flyknit

Tペース(設定3’50”/km, 20’) 5.24km (3'49"/km, 心拍 Error)  Pegasus Turbo 2 / 22℃

不整地(芝生)Eペースジョグ(15’) 3.13km (4'48"/km) 

 

→ 念のため,サポーター着用で。練習場所への移動が思いの外遠く,しんどかった。(笑)

→ 時計を見ずに走ったら,体感よりも遅くなっていた。ペース感覚が掴めていないが目標ペースはクリアできたので合格。膝の痛みはほとんど感じられなかった。

→ 走る前に流しを入れておくのをすっかり忘れていた。

素直にポイント練習できたことが嬉しかった!

 

■ 6/7 セット練習

LSD?(120') 20.66km (5'49"/km, 167bpm) Pegasus 34 / 24℃
→ 脚膝へのダメージはそこまでなく,代わりに肩腰がバキバキだったため,序盤が特に苦しかった。身体がほぐれてからはスピードが出過ぎてしまうほど。LSDなので,逆に抑えるべきだったか。何より,心拍が高すぎてLSDとは言えない。

全体の内省

  • 身体の痛み(特に膝)に注視することができたのは良かったと思われる
  • ポイント練習では,適切なペースを早く身体に馴染ませたい
  • 暑い時期に向けて,身体を慣らしたい(生活習慣的な意味でも)

膝の痛みについては,ブログを書いている時点では痛くないので,うまくコントロールできていると思いますが,これ以上ひどくなるようであれば,一度整骨院に行くといった調整も必要かもしれないところです。

ポイント練習に関して言えば,Tペース(閾値)走は20分間*1,なるべく一定で保ちたいところ。そのために,今は身体で覚えさせる段階。速すぎてもだめ,遅すぎてもだめなんですよね。目的は速いスピードでそれを維持するということ。スピード持久力の強化ですね。

 なお,ダニエルズ(2016)によると,Tペースは

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

 

「30〜40分間持ちこたえられそうなペースで走っているかどうか,自分に問いながら走りなさい」と私はアドバイスする。その問いに対する答えが「ノー」のときは,若干ペースを落とさなければならない。適正なペースは「快適なきつさ」であって,「きつい」そのもののペースではない。そのことを忘れないでほしい。きついペースはI(インターバル)ペースまでとっておく。(p. 56)

 とあります。「快適なきつさ」というのが面白い表現ですが,やってみるとわかります(特にあと7,8分残っているあたりがなかなかのきつさです 笑)。Iペースとの比較ありきなのですが,まだチャレンジしたことがない方は両方,このレースがない時期に試してみると良いと思います!

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ところで最近,睡眠がうまく取れていません。適度に除湿し,快適な条件を作ってはいるつもりではあるのですが,これはランニングの練習で熱を持っているからなのか,単純に仕事がしんどいからなのかわからないのですが,寝つきが悪いので,これはモロにパフォーマンスにも出るなぁと思っているところです。試行錯誤ですね。

来週からは梅雨に入りそうですが,ジムの利用も検討しつつ,うまく走る機会を作っていきたいところです。

*1:20分間走るのがしんどい!という方は(5分+休息1分)×4という方法(クルーズインターバル)もあり,20分以上のパターンでもこのクルーズインターバルでさらに追い込むことが可能です。